文化

金魚

金魚は、日本では一般的なペットとして飼育されています。

夏にその姿を見て涼むことも多く、ガラス風鈴の一般的な柄にもなっています。

この記事では、金魚の日本における歴史を紹介していきたいと思います。

 

◆歴史

金魚は、室町時代に中国から日本に初めて渡来しましたが、当時は飼育方法が伝わっておらず、定着はしませんでした。

江戸時代初期になると、日本でも金魚の養殖が行われるようになりました。

江戸時代中期には、庶民の間にも広まっていきました。

しかしながら、現代のような飼育設備もないため、ガラス製の鉢やたらい、火鉢などで飼育をしており、長く生かしておくことは難しかったようです。

江戸時代末期になると、金魚は大量に養殖されるようになり、価格が下がったことから、金魚の飼育はより一般的となりました。

水槽や水草の販売や品評会もこのころから始まりました。

また、金魚は浮世絵や日本画の題材としても取り上げられるようになりました。

現在では、金魚は日本各地で養殖され、愛知県弥富市、奈良県大和郡山市、東京都の江戸川下流域が三大養殖地とされています。

 

◆種類

金魚の品種は、100種類以上あるとされており、様々な特徴を持った金魚がいます。

そのうち、日本産の品種は33種類とされています。

これは認定済みの品種の数で、認定の可能性がある品種を含めると実に50種類もの品種が日本で生まれています。

中には、県指定の天然記念物に指定されている金魚もいます。

日本で現在流通している品種は大きく5つのカテゴリーに分けることができます。

 

◇和金型

もっともフナに近い形をしていて、泳ぐのが速いです。

丈夫で飼育しやすく、長生きする品種ですが気性が荒いため他の品種との飼育は注意が必要です。

 

◇琉金型

体が短く丸い金魚で、尻尾が大きく発達しています。

穏やかな性格の金魚で、人馴れしやすい品種です。

 

◇出目金型

体型は琉金型と同じですが、大きな特徴は目が飛び出ていることです。

 

◇和蘭型

発達した頭部が特徴的な金魚で、飼育しやすい品種が多いそうです。

 

◇蘭鋳型

最大の特徴は背びれがないことで、その他の特徴は和蘭型と似ています。

魚ですが、泳ぐのが下手な品種です。

 

◆金魚すくい

夏祭りでは、金魚すくいの屋台を見かけます。

金魚を和紙で作ったポイと呼ばれる道具を使ってすくう遊びで、すくった金魚の数を競って楽しみます。

奈良県では毎年「金魚すくい選手権」が行われ、これまでに1本のポイで3分間で87匹の金魚をすくった人がいます。

 

 

【参考サイト】

金魚一道

全国金魚すくい選手権大会

 

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