文化

なぜ神社に狐の像があるのか

あなたは、神社に狐の像があるのを見たことがありますか?

実は、この狐の像は、特定の神社にしか設置されていません。

では、一体どんな神社に置かれていて、どんな役割を持っているのでしょうか。

この記事では、神社にある狐の像について紹介していきたいと思います。

 

狐の像がある神社は稲荷神社

伏見稲荷神社

日本では全国各地に神社があり、その数は約8万社に上ると言われています。

その中でも狐の像があるのは、稲荷神社です。

稲荷神社とは、稲荷神を祀っている神社のことを指します。

全国に32000社はあるとされており、日本の神社のうち、40%を占めています。

稲荷神は、稲を象徴とする穀霊神、農耕神で、現在は商売の神様として浸透しています。

最も有名なのは京都にある伏見稲荷神社で、ここが全国の稲荷神社の総本社とされています。

 

どうして稲荷神社には狐の像があるのか

稲荷神の眷属が狐であるから

稲荷神社に狐の像があるのは、稲荷大神に使える動物が狐であるためです。

よく、狐自体が神様であると思い込んでいる人がいますが、神様ではありません。

その昔、人々は、自分たちの持つ願いを直接神様にお願いをするのは恐れ多いと考え、その神様に仕える特別な動物を通してお願い事をしていたため、稲荷神社には狐の像が置かれるようになりました。

なぜ稲荷神の眷属は狐なのか

日本では昔から「田の神、山の神」の信仰がありました。

これは春になると山の神が山から里へ降り、田の神となって稲の生育を守護し、収穫が終えた秋に山へ帰って、山の神となるという信仰です。

これと同じように、狐も春から秋まで人里に姿を見せていたため、狐は神の使いであると考えられていました。

そして、平安時代に、稲荷神の別名の御饌津神(みけつのかみ)を三狐神と書いたことから、狐が稲荷神の使いになったという説があります。

また、穀物を食べる野ネズミを狐が食べてくれるので、狐を穀物の守り神と考え、そこから稲荷神に結びついたという説もあります。

 

日本の狐に対するイメージはどうか

日本では、古くから狐は神の使いであるとされて来た一方で、人などに姿を変え、相手をばかす存在として語られてきました。

このイメージは中国から伝来してきたもので、日本の古典文学においても、狐が女に化ける様子が描かれています。

しかしながら、白狐は神の使いであるというイメージが強く、稲荷神の眷属である狐も白狐であるとされています。

 

【参考サイト】
笠間稲荷神社
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