お茶には様々な種類がありますが、日本で生産されているのはほとんどが緑茶で、97%を占めています。
1965年ごろに紅茶が、1979年から1985年ごろには烏龍茶が生産されましたが、外国産の品質の良さと価格の安さに対抗することができず、現在はほとんど生産されていません。
日本で親しまれている緑茶ですが、製造方法の違いによって、色や味が変わります。
緑茶にもたくさんの種類があるのです。
この記事では、代表的な緑茶の種類について紹介したいと思います。
お茶の種類

煎茶
煎茶は、代表的な緑茶で、最もよく飲まれています。
生の茶葉を蒸したり、炒ったりした後、茶葉の形を整えて、乾燥させるという最も一般的な製法で作られたお茶です。
玉露
新芽が開き始めた頃、ヨシズやワラで20日間ほど覆い、日光を遮って育てたお茶です。
渋みが少なく、旨味が豊かな味が特徴です。
生産に手間がかかるため高級なお茶として知られています。
抹茶
緑茶の粉です。
茶道で使われるだけでなく、飲料やお菓子に使われ、日本ではアイスクリームの代表的な味にもなっています。
緑茶の中では最も高級です。
てん茶
茶葉を揉む工程がなく、茶葉を蒸した後に乾燥させ、茎や葉脈を取り除いた茶葉です。
抹茶はこの茶葉を挽いて作られます。
この茶葉でお茶を淹れることはほとんどないですが、食べるお茶とされています。
しかしながら、高価でほとんど流通していません。
玄米茶
水に浸して蒸した玄米を炒り、煎茶と混ぜたお茶です。
玄米の香りが香ばしく、さっぱりとした味が特徴です。
ほうじ茶
茶葉を茶色くなるまで強火で炒り、香ばしくしたお茶です。
香ばしい香りとすっきりした味が特徴で、最近はほうじ茶オレにしたり、アイスクリームのフレーバーにもなっています。
【参考サイト】
・お茶百科
この記事を読んでいただき、ありがとうございました。
この記事を面白いと思った方は、是非いいねとSNSでのシェアをお願い致します。
感想や質問があれば、コメントをお願いいたします。